【結論】まず“有線”で回線速度を測って、Wi‑Fiのせいか回線のせいかを分ける。
有線が遅い=回線側の可能性大、有線は速いのにWi‑Fiが遅い=宅内(ルーター/電波/設定)が濃厚です。
このページのゴール
- あなたの「遅い」が回線かWi‑Fi(宅内)かを切り分ける
- 宅内なら「置き場所/周波数/台数/間取り」のどこが詰まってるか、次に進む先が分かる
- 回線なら「夜だけ遅い/方式/IPv6」の確認に進める
1. 3分で切り分ける全体図(まずは結論だけ)
切り分けは難しく見えますが、やることはシンプルです。①有線で回線→②Wi‑Fiで宅内の順で確認すると、ほぼ迷いません。

最短の結論
- PCをLANケーブルでONU/モデム or ルーターに直結して速度測定
- 同じ場所でスマホのWi‑Fi速度を測る
- 差が大きいなら宅内、両方遅いなら回線寄り
2. STEP1:有線で「回線(入口)」を測る
まずは可能ならPCを使って、有線(LAN)で測定します。ここで遅ければ、Wi‑Fi以前に「回線側」が詰まっている可能性が高いです。

有線測定のコツ(失敗しない)
- できればPCで測る(スマホの“有線”は難しいため)
- LANケーブルはCAT5e以上推奨(古いケーブルだと100Mbpsで頭打ち)
- 測定は2回以上(一時的なブレを除外)
- VPNを使っている場合は一旦OFF(会社VPNは速度が落ちやすい)
判定:有線が遅い場合は、まず回線側の確認へ
- 夜だけ遅い → 混雑/方式の可能性:夜だけWi‑Fiが遅い原因:混雑/PPPoE/IPv6を最短で見分ける【2026】
- IPv6でも遅い → 回線見直し手順:それでもダメなら回線が原因かも:IPv6でも遅い人の見直し手順【2026】
- 引っ越し後に遅い → 配線/方式/設定:引っ越し後にWi‑Fiが遅い:ONU/配線/方式/設定ミスの見直し順【2026】
3. STEP2:Wi‑Fiで「宅内(ルーター/電波)」を測る
次に同じ場所で、スマホやPCをWi‑Fi接続して測ります。有線よりWi‑Fiが大きく遅いなら、宅内側(置き場所・周波数・干渉・台数・間取り)が原因の可能性が高いです。

| 結果 | 何が起きている? | まず疑う場所 | 次に読む記事 |
|---|---|---|---|
| 有線もWi‑Fiも遅い | 回線/方式/混雑が濃厚(Wi‑Fi以前) | 夜の混雑、PPPoE、IPv6、契約/設備 | 夜だけ遅い原因 |
| 有線は速いがWi‑Fiが遅い | 宅内(電波/設定/干渉/構成)の問題が濃厚 | 置き場所、2.4/5GHz、干渉、壁・階、台数 | 置き場所で9割 |
| 部屋によって差が大きい | 届かない/反射/壁で落ちている(構成で解決) | 2階・廊下・角部屋、壁が多い、距離 | 中継機vsメッシュ |
4. 宅内が原因なら:最短で効くチェック(置き場所→周波数→更新)
宅内(Wi‑Fi)が原因っぽいなら、買い替えより先に最短で効く3つを潰します。これだけで体感が戻るケースは珍しくありません。

- 置き場所:床・隅・棚の奥を避け、家の中央へ(詳細:ルーターの置き場所で9割決まる【2026】)
- 周波数:速度は5GHz、家電や壁越しは2.4GHz(詳細:2.4GHzと5GHzどっち?【2026】)
- ファーム更新:不具合修正で改善することがある(詳細:ファーム更新は必要?【2026】)
5. 部屋によって遅い/届かない:中継機かメッシュかを先に決める
「1階は速いのに2階が遅い」「奥の部屋だけ弱い」は、ルーター単体の強さより間取り(壁・階・距離)の影響です。ここは構成の分岐が最短です。

| 選択 | 機能(できること) | 制約(失敗しやすい) | 対象(向く家) |
|---|---|---|---|
| 中継機 | 弱い部屋を“ちょい足し”で伸ばす | 置き場所が難しい/遅くなることがある | 弱い部屋が1つ、壁が少ない |
| メッシュ | 家全体を“面”で安定させる | 費用は上がる/置き方で差が出る | 複数地点が弱い、戸建て・3LDK以上 |
2階だけ弱い・部屋に届かない…中継機vsメッシュの結論【2026】
メッシュWi‑Fiは必要?不要?導入ライン【2026】
【メッシュおすすめ】戸建て/3LDK向け(CV出口)
6. 台数が多い家:遅いのは“ルーター処理性能”の可能性
スマホだけでなく、TV・家電・ゲーム・在宅が増えると、ルーターのCPU/メモリが詰まりやすくなります。台数が多いほど「切れる・遅い」が増えるのが典型です。

台数増で起きやすい症状
- 夜にだけ遅い(同時通信で詰まる)
- 接続が切れる、再接続が増える
- 家電・IoTが「つながる/落ちる」を繰り返す
台数での選び方はここで深掘り:接続台数が多い家のルーター選び:30台/50台でも安定させるコツ【2026】
そして“スマホ以外”込みで必要性能を確定するハブ:【診断】あなたの家に必要なルーター性能はこれ【2026】
7. よくある落とし穴:測定は合ってるのに「体感が遅い」
速度テストは速いのに体感が遅い場合、ボトルネックは「別の場所」にあります。代表例を押さえておくと、ムダな買い替えを減らせます。

- 端末側:古いスマホ/PCのWi‑Fi規格が弱い、ケースや置き場所で電波が減衰
- 干渉:マンションで5GHzが混む、2.4GHzが家電で混む
- DNS/一時不調:特定サイトだけ遅い、時間帯だけ不安定
- 熱:ルーターが熱で不安定になり、切断や速度低下が増える
回線速度は出てるのにWi‑Fiが遅い場合の診断:回線速度は出てるのにWi‑Fiが遅い:宅内ボトルネック診断【2026】
切断が多い場合は「潰す順番」へ:Wi‑Fiが頻繁に切れる原因:潰す順番【2026】
8. 最後に:あなたの次の1手(回線/宅内/買い替え)
切り分けできたら、やるべきことは次の3つに整理できます。ここだけ見ればOKです。

① 回線が原因っぽい
- 夜だけ遅い:混雑/方式/IPv6を見分ける【2026】
- IPv6でも遅い:回線見直し手順【2026】
② 宅内(Wi‑Fi)が原因っぽい
- 置き場所:置き場所で9割【2026】
- 届かない:中継機vsメッシュ【2026】
- 家電:2.4GHz/5GHz設定【2026】
③ 買い替えを検討したい
- 年数×症状で判定:「まだ使える/買い替えどき」3分診断【2026】
- 必要性能を確定:台数×間取り×用途で診断【2026】
- 万能の出口:迷ったらこの“3タイプ”【2026】